面白そうな新刊本チェック ―早川書房 2012年5月

「ハヤカワ・オンライン・ニュース」で新刊チェック。
  • 『それをお金で買いますか──市場主義の限界』 マイケル・サンデル 2,200円〈ハヤカワ・ノンフィクション〉
  • 『天冥の標6 宿怨 PART1』小川 一水 756円〈JA〉
  • 『特捜部Q ―Pからのメッセージ―』ユッシ・エーズラ・オールスン 1,995円〈ハヤカワ・ミステリ1860〉(6月上中旬予定)
  • 『ベヒモス ―クラーケンと潜水艦―』 スコット・ウエスターフェルド 1,680円〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ5004〉(6月上中旬予定)

『それをお金で買いますか──市場主義の限界』
医療、教育、政治……あらゆるものが売買されるこの時代。市場主義の暴走から「善き生」を守るために私たちは何をすべきか?現代最重要テーマに挑む、サンデル教授待望の最新刊。
 http://www.hayakawa-online.co.jp/02qf/
『これからの「正義」の話をしよう』から早2年。「正義」とか「白熱講義」とかのブームがちと過熱気味なところは気になるが、前作が刺激だっただけに押さえておきたい。

『天冥の標6 宿怨 PART1』

おめでとう。もう、やめていいのです。
──かくしてシリーズは大いなる転換点を迎える。
 http://www.hayakawa-online.co.jp/02ql/
SFファンでもないのにのめりこんでいる。全10巻の折り返しにかかりました。最後まで付き合います。でも今まだ『天冥の標5 羊と猿と百掬の銀河』を読んでいる最中。

『特捜部Q ―Pからのメッセージ―』

海岸に流れ着いたガラス瓶には血で書かれたメッセージが。
それはかつて誘拐された少年のものらしいが……。
迷宮入りしていたこの事件に特捜部Qのカールとアサドが挑む!
人気シリーズの第三弾。
こちらもお気に入りとなったシリーズ。本筋もさることながらカール、アサドらの周辺エピソードが気になる。

『ベヒモス ―クラーケンと潜水艦―』

英国の飛行獣リヴァイアサンは親ドイツ化するトルコへ。
そこで脱走を試みたアレックが出会ったものは!?
人造獣が空を舞い、機械兵が地を駆ける第一次世界大戦で、
少年少女の心の絆が試される!
前作『リヴァイアサン』を読み逃しているので、読むとなれば初めからかからなければなるまい。前作、かなり面白いという噂。

早川はコンスタントにぼく好みの本出してくれるよなあ(財布に厳しい)。今回はサイエンス系がなかったのがちょっとさびしいかな。

環境音をBGMにすると作業がはかどるような気がする

Exam Study Nature Music Nature Sounds.pngOmmWriterを使うようになって、音があると集中できるってことを実感しました。なのでOmmWriterを使わない作業の際にも流す音が欲しくなります。たとえば画像を処理するとか。ウエブサイトを参照しながら書きたいときもあるし。

作業用BGMとしてはホワイトノイズがあります。おそらく作業効率あがるんだろうなとは思いますが、ホワイトノイズはあまりにも無機質なので、まずはアンビエント、環境音を試すことに。iTunesで探すといっぱいありすぎなので、効能から絞り込んでいきました。環境音の多くは瞑想用とか快眠用とかを謳っているものが多いです。仕事したいのに睡眠に誘導されても困るのでこの手は除外。そうこうするうちに最後に残ったのがアルバム『Exam Study Nature Music Nature Sounds』の5曲目『Slow Waves Study Music for Concentration』

ひたすら打ち寄せる波の音が聞こえてくるのみなんだけど、それがけっこういい感じ。これ一曲あれば当面事足ります。リピートしまくりで活用してます。

Exam Study Nature Sounds and Nature Music to Increase Brain Power, Natural Study Music for Relaxation, Concentration and Focus on Learning Natural White Noise and Nature Sound Effects - Exam Study Nature Music Nature Sounds

ブログエディタが使えない、だからそれに代わるシンプルなしくみのブログを書く環境を探ってみる テキスト編

とにかくブログ記事を効率よく書きたいのです。割ける時間は限られてますから。集中して書く、細切れ時間をうまく使う、などそれなりの執筆体制を整えた方がよいなと思うよわけです。

そんなときのために様々なブログエディタが出回っていてなんか便利そうなのですが、残念ながらぼくの現状では使えない。JUGEMを使っているので、最終的にはその管理者ページでインプットするしかないんですね(おそらく)。そうなると、ブログエディタを使わない効率的なしくみが必要となってくる。

試行錯誤を続けている最中ですが、今のところこんな環境です。

ブログ記事ツール.png

メインでガシガシ書くのはMacの『OmmWriter』。Macが手元にないときに記事を修正したり思いついたことを書きとめておくのはiPhoneの『Textforce』。テキストファイルは1つ。これにすべてを書くようにし『DropBox』に置いています。あとはアナログのメモ帳。


シンプルさを追求してここに至りました。書くとなったらサッと立ちあがる、書くことだけに専念できる。とにかく面倒くさいのはいや。

OmmWriter
Welcome - Ommwriter
OmmWriterは書くことに専念できるテキストエディタとして評判。ホンマかいなと疑いつつ試してみたら、ホンマでした。OmmWriterを立ち上げる、イヤフォンを装着する。ほんわりとした画像のフルスクリーンとアンビエントBGM。あとはキーボードをたたくのみ。押しつけがましくない世界に浸って没頭できます。サイトの紹介によれば「集中と創造を手助けする」とのこと。クリエイティブかどうかはさておき、集中できることは間違いなし。手放せなくなってしまった。

OmmWriterスクリーン.png

以下、OmmWriterを使うまでに参考にしたサイト例です。機能や使い勝手など詳しく紹介されていますのでご参考にどうぞ。

Textforce
Textforce « domo Apps
一方、Textforceはクラウド連動するテキストエディタ。DropBoxにあるテキストファイルを編集するのに超便利。iPhoneのDropBoxアプリだと直接ファイルを編集できないのに、それがTextforceを使うとDropBoxのファイルをそのまま読み込み、編集、保存できちゃうんですね。また、ファイルの並び順を日付にしておけば、ブログ用のファイルがたいてい上位に出てくるので、この辺もストレス少ないです。この快適さはたまらん。

Textforce.png

以上、気持ちよく書けているのでしばらくこの環境で続けてみる。

関ヶ原の戦い 【なんとかのなんとか #009】

関ヶ原合戦図屏風.png慶長5年(1600年)、美濃国関ヶ原で行なわれた合戦。「天下分け目」とセットで用いられることが多い。このたたかいを経て、次の天下分け目の戦いとなる戊辰戦争まで、長期の太平の世が築かれることとなった。

鶴翼の陣を敷く西軍がどう見ても有利だったにもかかわらず、小早川秀秋の裏切りなどで東軍の圧勝に終わった。

東軍の総大将が徳川家康であることは常識だが、西軍の総大将が毛利輝元であることは案外忘れられがちである。

犬のおまわりさん 【なんとかのなんとか #008】

いぬのおまわりさん.png1960年(昭和35年)に発表された超有名な童謡。作詞さとうよしみ、作曲大中恩。

この曲以外に、さとうよしみは『アイスクリームの歌』が、大中恩は『サッちゃん』『ドロップスのうた』が、私の中では有名な曲。

犬のおまわりさんが、迷子の子猫をどうあつかってよいやら困り果てるというほのぼのした内容で、いかにも童謡らしい。劇画やVシネマならさしずめ『ドーベルマン刑事(デカ)』とでもなろうか。

『宇宙はどうしてこんなにうまくできているのか』は宇宙をどうしてこんなにうまく紹介できているのか

宇宙はなぜこんなにうまくできているのか
村山斉 著
集英社

宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)
どうやら宇宙は絶妙なあんばいでうまくできているらしいのである。「うまく」というのは「人間にとって都合よく」という意味で。

地球上で「プチっ」と発生した生物が40億年かけて人間に進化してきた。生物(当然人間も)を造っているメインの元素は炭素。この炭素、もとからあったものではない。距離的にも時間的にも遥かかなたの星が大爆発したときにまき散らされたもの。そんな宇宙のどこかでできた炭素が漂い、地球となり、ひょんなことからアミノ酸を作って生物が誕生した。わたしたちの体をつくっている元素は、星屑からできているのです。こんなこと言われたって何の実感もないかもしれませんが、想像するとむちゃくちゃスゴイこと。ゾクゾクしてきます。

そして、星々の誕生は絶妙なバランスの上になりたっているらしい。素粒子の質量がほんの少し違ったり、暗黒エネルギーの量がほんの少しちがったり、などなど、何かがちょっと違っていたら今のような星が散らばる宇宙はできそうもなくて、わたしたちも存在しない。

人間がなぜ存在しているのかと問うことは、宇宙はなぜ存在しているのかを問うことなのだ。

人間は宇宙の謎をどこまで解き明かすことができたのか、暗黒物質、暗黒エネルギー、インフレーション理論、フェルミオン、ボソン、大統一理論などなど、こんなに読みやすく書かれた最先端の宇宙論、素粒子論に触れてゾクゾクしてみませんか。もちろん今もっともらしく唱えられている説も明日にはひっくり返るかもしれませんけどね。

なお、本書は同著者の『宇宙は何でできているのか』とかなりかぶっていますから、そちらを読んだ方にはご注意を

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