2012-01-28 使う Mac, iPhone, iPod touch
よし走ろう!ということで『Nike+ GPS』を入れてみた
このくそ寒いというのに、なにを勘違いしたのかランニングジョギングウォーキングを始めちゃおうと思い立った。ちっとは身体を動かさなきゃならん、と怠け心を反省したわけです。せっかくなら距離や時間を記録していきたい。その方がモチベーションを維持できますから。こんなときこそiPhoneの出番ですね。GPSを利用して走った距離や時間を記録、管理してくれるアプリとしては、『Nike+ GPS
』『RunKeeper』なんかが有名どころのよう。微妙な機能差はありそうですが、基本的なところは同じようなものかと。僕は『Nike+ GPS』を使ってみることにしました。以下、今日はじめて使ってみた感想です。Nike+ GPSを選んだ理由は「赤い画面がきれい」、まずはそれだけ。見た目大事です。下がホーム画面。走りたくなるでしょ?

設定もいろいろできちゃいます。


とりあえず「身長、体重、性別」を入力しておけば、問題なく使えます。走るときのBGM「パワーソング」をiPhpne内のミュージックリストから設定できます。どんな曲がいいかなー。これからボチボチ加えていくつもり。「音声フィードバック」はオンにしておいたほうが楽しいです。一定の距離もしくは時間ごとに、それを音声で教えてくれます。声は女性、男声どちらかを選べます。当然、「女性」にセット。というか、男の声をまだ聞いてない。これとは別に、ときどき声援も送ってくれます。

走り終わったら、そのときの様子を記録しておけます。アイコンを選ぶだけだから入力簡単。
これでもう手間をかけずに運動の記録が残せます。それに使っていてとても楽しい。当面お世話になるつもり。
最後になっちゃいましたが、使い始める前にNike+のアカウントを取る必要があります。なくても大丈夫なのかな?でも絶対取っておいたほうがいい。毎回の記録をサーバーに保存してくれるので、Mac(PC)からもNike+のサイトで記録を見ることができますから。そっちだとイベントがいろいろと用意されているので、もっともっと楽しくなりそうです。
2012-01-27 読む 社会、その他
先達の気迫 『人間学入門』
致知出版社様より頂戴しました。ありがとうございました。尊い命をどう生きるか、それを学ぶのが「人間学」。『人間学入門/致知出版社』は、月刊誌『致知』創刊以来の33年間に掲載された記事の中から選りすぐられたインタビューや対談が集約された一冊。登場するのはこのような方々だ。
森信三(哲学者)/坂村真民(仏教詩人)/稲盛和夫(京セラ名誉会長)/樋口武男(大和ハウス工業会長・CEO)/渡部昇一(上智大学名誉教授)/三浦綾子(作家)/小野田寛郎(元陸軍少尉・財団法人小野田自然塾理事長)、大塚初重(明治大学名誉教授)/新井正明(住友生命保険元社長)、豊田良平(コスモ証券元副社長)
「人間学」というキーワードでくくられているものの、その内容にはかなり幅がある。いや、幅があるのが人間学なのか。僕の心には、森信三氏、渡部昇一氏、小野田寛郎氏&大塚初重氏の言葉が響いた。それらから一つずつユニークな箇所を紹介してみる。
日常の雑事を雑用をいかに巧みに要領よくさばいていくか―そうしたところにも、人間の生き方の隠れた呼吸があるということです。
―森信三
いろんな人を見て、どんな人にじーんとくるものがあるか、ですね。あぁ、あぁなりたいな、あぁなるとハッピーだろうなという、それを見つけることが一番でしょうね。
―渡部昇一
子供たちに「先生、何か書いて」と言われた時は、「泣くな、負けるな」と書くんです。通読すると、これらの他にも共感する言葉が次々と目に飛び込んでくる。ただし僕にとっては重かった。アベレージをかけ離れた、功を成し名を遂げた人たちが、その人生を振り返っての言葉なのである。すべてを受け止めるには重すぎた。そして、インスパイアされるというよりも説教されていると感じてしまったのは、僕が軟弱だからかもしれない。是非とも強い気持ちで読むことをお勧めする。
…
もう一つ、「自分が強くならないと人に優しくできないよ」ということも言いますね。
―小野田寛郎
そんな弱気な一方で、考えを巡らせたことがある。
一つは、本書から何かを得ようとすれば、いいとこ取り、つまみ食いではだめだろうということ。そんな中途半端でお手軽なことでは、成果は見込めそうもない。徹底的にのめり込む、すべてを取り込むこと。
もう一つは、本書から何かを感じ取ったら、次の瞬間行動に移さなければほとんど意味がないということ。いい言葉をありがとう、元気づけられた、などと言いっぱなしでは本書のご利益はないだろう。明日になれば忘れてしまっている。直ちに実践できるかにかかっている。
人間力を鍛えるには、強い強い覚悟が必要だ。
2012-01-26 読む エンタテイメント 海外
心を操作する会話 『ローラ・フェイとの最後の会話』
読み出したらのめり込むこと間違いなし。魔術のようなミステリ。20年ほど前、『だれも知らない女』をはじめ文春文庫がクックの作品を連発していた頃、どうも僕にはそれらになじめなかった。ねちっこくてスッキリしない。だから何冊か手を出したにもかかわらず、読み通した覚えがない。僕にとってクックは「未読の記憶」だったのである。
そんなこともあって、今回『ローラ・フェイとの最後の会話/トマス・H・クック(村松潔 訳)/ハヤカワ・ミステリ』に恐る恐る手を出してみたわけだが、これを読み損なっていたら大損だった。いやー、すばらしい。
冴えない歴史学者ルークの前に一人の女が現れる。その名はローラ・フェイ・ギルロイ。ルークが幼い頃、父親が殺害され母親をも失った悲劇を引き起こした女。自分と顔を合わせることなどできるはずのない女。にもかかわらずローラ・フェイはルークと話をしたいと提案する。しぶしぶ乗ったルークに向けて放たれる彼女の一言ひとことが、あの頃の彼の記憶を呼び覚ましていく。ローラ・フェイはなぜいま会いに来たのか?彼女の目的は何なのか?
粗っぽく言ってしまえば、延々と繰り広げられる二人の会話、それだけだ。それがこんなに深い物語を紡げるのだ。ローラ・フェイのさりげない、しかし意味ありげな言葉、表情、しぐさ、そして時には沈黙、それらの一つひとつがルークの心を揺さぶる。そしてもちろん読者の思惑も揺さぶる。さりげない会話がこれほどまでに人を動かすのだいうことに恐怖さえ感じた。ディテールをこれでもかと重ね、読み手の心情をこうまで操るクックの技巧に恐れいった。魔術である。
そして止めを刺すのがエンディングだ。もう心が溶けそうになっちゃったよ。この感覚、是非とも味わっていただきたい。そう、まさに味わうって感じ。
最初に述べたように、下手をしたら読み損なっていたわけで、虫の知らせと言おうか運がよかったなあと胸をなでおろしている。そしてこの作品をこれほど愉しめたということは、クックの作風が大きく変わったのではないとしたら、僕の嗜好なりミステリを読む力が変化したということなんだろうな。
こちらもいかが ハヤカワ・ミステリ
2012-01-25 使う 文房具、小物
そうか、オレは緑がすきだったのか
自分のことなのに、「ほお、そうだったんだ」と新しい発見をした。散らばっていた文房具なんかを集めてみると、緑・黄緑のものが多いのだ。

これらを購入するときは、たいして意識していたとは思えない。その場そのばで何となしに「これがよいかな」と感じて選んだはずだ。自分は緑が好きだなんて思ったことはなかったのに、こうやってみると知らず知らずのうちに緑のものを選んでいたのだな。「へー、オレって緑が好きやったんか」てな感じである。
身の回りを見回してみると、意外と気づいていない自分を発見するかも。

これらを購入するときは、たいして意識していたとは思えない。その場そのばで何となしに「これがよいかな」と感じて選んだはずだ。自分は緑が好きだなんて思ったことはなかったのに、こうやってみると知らず知らずのうちに緑のものを選んでいたのだな。「へー、オレって緑が好きやったんか」てな感じである。
身の回りを見回してみると、意外と気づいていない自分を発見するかも。
2012-01-22 遊ぶ
『ウメサオタダオ展』で『知的生産の技術』を実感した
科学未来館で開催されている『ウメサオタダオ展』に行ってきた。人類学、生態学の巨人としての氏の仕事に圧倒されるすばらしい企画展だった。
今さら僕が持ち出すまでもない知的生産術の古典『知的生産の技術』。この岩波新書で繰り広げられている、京大式カードを中心に据えた情報の収集、活用、生産技術の現物(もしくレプリカ)を目の当たりにし、手に取ることができた。本で読むだけでは得られない「何か」が確実に伝わってきた。


梅棹忠夫氏のエッセンスが溢れている。

カードの束。自分自身でこんなカードを、と思えるはずだ。

野帳の数々。圧倒される。

こんなものまで保管されている。ちなみに氏は12歳のとき、すでに克明な登山記録を書き残している。恐るべし。

知的生産技術の姿。

そして、個人的に最も衝撃的な一角。この前で、自分の人生を見つめ直さずはいられなかった。
inspireされたなどと言うのはおこががましい。しかし、ささやかでも自分の生活を見つめ直す機会を得たのは確かだ。
今さら僕が持ち出すまでもない知的生産術の古典『知的生産の技術』。この岩波新書で繰り広げられている、京大式カードを中心に据えた情報の収集、活用、生産技術の現物(もしくレプリカ)を目の当たりにし、手に取ることができた。本で読むだけでは得られない「何か」が確実に伝わってきた。


梅棹忠夫氏のエッセンスが溢れている。

カードの束。自分自身でこんなカードを、と思えるはずだ。

野帳の数々。圧倒される。

こんなものまで保管されている。ちなみに氏は12歳のとき、すでに克明な登山記録を書き残している。恐るべし。

知的生産技術の姿。

そして、個人的に最も衝撃的な一角。この前で、自分の人生を見つめ直さずはいられなかった。
inspireされたなどと言うのはおこががましい。しかし、ささやかでも自分の生活を見つめ直す機会を得たのは確かだ。
2012-01-18 読む 社会、その他
本屋さん好き必見!よりよい平台の作り方
本屋さんに行って、一番目につくのはやはり平台。本屋さんの生命線とも言える平台を、かに短時間で効果的なものに仕上げるかには鉄則があった。そんなところを惜しげもなく公開してくれているのが、WEB本の雑誌 の「めくるめくめくーるな日々 実践編 第1回 平台の試行錯誤」。プロのお手並みが、そして本屋さんのご苦労が手にとるようにわかる。いやもう面白い。
まずは、ある書店の店長さんが最初に作ってみた平台がこちら。画面キャプチャでの紹介は許していただこう。

これに対して、矢部潤子先生の厳しくも的確な指摘が矢継ぎ早に飛んでくる。
先生のご指導を受けつつ、店長が作り替えること4回(店長、汗ビッショリだったろうな)。5回目の製作にして最終バージョンがこちら(元サイトでは各過程がちゃんと紹介されている)。

これでもまだ言いたいことがあるそうなんだけど、なんとか完成だとか。僕から見れば見事です。山型に高低をつけて積むのも大事なようで、「分水嶺をわかりやすくする」って表現もなるほどなあ。
こんな内幕を知ってしまうと、これから本屋さんに行ったとき、平台を批評したくなりそうな自分が怖い。
まずは、ある書店の店長さんが最初に作ってみた平台がこちら。画面キャプチャでの紹介は許していただこう。

これに対して、矢部潤子先生の厳しくも的確な指摘が矢継ぎ早に飛んでくる。
- 平台は3列で積むこと。それより多いと奥にお客さまの手は届かない。
- POP類の位置、大きさが悪い。本の邪魔。
- スチールのアンコ台が丸見えなのは恥ずかしい。
- 置いてある銘柄が、ジャンル、内容、客層、版型などあまりに混淆。
- このモーゼの海割りのような中心の空白がみっともない。
- 手前側は2列では貧弱。前に立ったお客さまは、この貧相な印象にがっかりする。
- お客さまに本の小口をじっくり見せても仕方ない。
- 自分の身幅を上回るPOPは他の本に失礼。
- 銘柄の並びに脈絡を持たせる。隣どうしは次々買いたくなるストーリーになっているか。
先生のご指導を受けつつ、店長が作り替えること4回(店長、汗ビッショリだったろうな)。5回目の製作にして最終バージョンがこちら(元サイトでは各過程がちゃんと紹介されている)。

これでもまだ言いたいことがあるそうなんだけど、なんとか完成だとか。僕から見れば見事です。山型に高低をつけて積むのも大事なようで、「分水嶺をわかりやすくする」って表現もなるほどなあ。
こんな内幕を知ってしまうと、これから本屋さんに行ったとき、平台を批評したくなりそうな自分が怖い。
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